家電・電子機器

【各社比較】お掃除ロボット 予算別オススメ機種

・お掃除ロボットの購入を検討している

・どんなメーカーや機能があるのか知りたい

・おすすめのお掃除ロボットが知りたい



「お掃除ロボットなんて全然掃除できないんでしょ?」と思ってる人が多いかもしれません。

私もそう思っていましたが、少しでも家事を減らしたくて、たくさんのレビューやサイトを検索して、お掃除ロボットを購入しました!

2年前に「ルンバ961」を購入したよ


今はもっと高機能なお掃除ロボットも出てきていますので、2年間お掃除ロボットを使用した私が、お掃除ロボットについて以下の3点を紹介します。

この記事を読んでいただければ、以下の事がわかります。

どんな種類のお掃除ロボットがあるの?

どういったところに気を付けて買えば良いの?

予算別おすすめの機種を紹介

お掃除ロボットの機能

各社、機能面ではあまり大差ない状態です。

エントリーモデルからハイグレードモデルで、搭載されている機能に違いはありますが、主な機能としては以下が挙げられます。

メーカーにより、グレードごとの機能に多少の違いはあります。

【各社・各グレード共通】

  • 吸引・清掃
  • 自動走行

【ミドルクラス】

  • 自動充電・再開
  • 段差乗り越え
  • 落下防止
  • マッピング機能
  • スマホ連携

【ハイグレード】

  • 自動ゴミ収集
  • 障害物回避
  • 部屋指定・侵入禁止設定

吸引の他にも拭き掃除専用のものと、吸引・拭き掃除兼用のものがあります。


以下で、各機能の補足をさせていただきます。

  • 自動充電・再開

  清掃中にバッテリーがなくなった際に自動的に充電ドッグへ戻って充電をします。

  充電完了後、自動的に清掃を再開してくれる機能です。

  • 段差乗り越え

  カーペットの段差など、1.5cm~2cm程度であれば乗り越え可能です。

  • 落下防止
     玄関などの段差をセンサー等で検知し、落下しないように動きます。
     部屋の形や配置、障害物を検知し、効率よく清掃をする機能です

  • マッピング機能
     部屋の形状を認識し、清掃不要な部屋を指定可能です。

  • スマホ連携
     スマホから清掃の指示やスケジュールを指定したり、マッピング機能と連携し、清掃した個所を表示してくれます。

  • 自動ゴミ収集
     掃除した後のゴミを自動で集めて、お掃除ロボット内のダストボックスを空にしてくれます。

  • 障害物回避
     センサーで床面に落ちている障害物やテーブルの脚などを検知し、避けて清掃してくれます。

各社のお掃除ロボット

お掃除ロボットを販売している主なメーカーは以下です。

アイロボット(iRobot):「Roomba(ルンバ)」シリーズ

パナソニック(Panasonic):「RULO(ルーロ)」シリーズ

ダイソン(Dyson): Dyson 360

アンカー(Anker):Eufy RoboVac シリーズ

日立:Minimaru

アイライフ(ILIFE):ILIFE

購入時に気をつけるべきポイント

実際にお掃除ロボットを使用してみて、あった方が良いと感じた機能を紹介します。

機能が多いと高額になるため、あなたの予算と相談してください

◆落下防止

あなたおお家の玄関が段差になっていて、玄関に通じる廊下もお掃除対象にするのであれば必須の機能です。

また、ロボットの侵入禁止エリアを設定できるオプション品が使えるかも重要です。

ハイグレードモデルであればアプリから設定可能な場合が多いですが、アプリの操作性に問題があったりすることがあるため、簡単に侵入禁止エリアを設定できるオプション品が1つあると便利です。

※オプション品
ルンバ:バーチャルウォール  
ILIFE:エレクトロウォール
Robo Vac:境界線テープ)


マッピング機能

スマホ連携

アプリ上で以下の操作が可能です。

  • 掃除出来た場所と出来なかった場所の確認
  • 清掃スケジュールの設定
  • 外出時などに遠隔で清掃を開始

機種によってはアプリで操作可能な範囲に制限がある場合があるので、購入したいモデルがどのような仕様か確認してください。



自動ゴミ収集

ロボットのダストボックスは案外すぐに溜まってしまいます。

2回清掃したらダストボックスがいっぱいで、掃除が完了出来なかったことが何度かあります・・・


おすすめの機種

価格は2023/12/23時点のものです

コスパ重視(予算:5万円以内)

アイロボット ルンバ i2  37,673

最低限の吸引力

2022年に発売された機種ではありますが、吸引力は旧型と同じ程度です。

しかし、フローリング・カーペットを問題なく清掃可能です。

必要最低限の機能を搭載

自動再開・段差乗り越え・落下防止機能を備えています。

マッピング機能とスマホ連携が可能

複数の部屋を掃除することが出来、マッピング機能と清掃結果をスマホから確認することが出来ます。

安価なモデルだと走行パターンがランダムであることが多いですが、マッピング機能を利用して効率的に清掃してくれます。

水洗い可能なダストボックス

ルンバ本体についているダストボックスは水洗いできるため、衛生的です。


アンカー Eufy RoboVac 15C  ¥19,990

エントリーモデルで最小限の機能

とにかく自動で清掃してくれればよいという方向けです。

清掃方法もランダムな動きをするため効率は良くないですが、一人暮らしのお部屋や清掃範囲が限定的な場合には十分な機能を備えています。

スマホ連携可能

曜日ごとにスケジュールの設定が可能です。

水洗い可能なダストボックス

本体についているダストボックスは水洗いできるため、衛生的です。

16mmの段差まで乗り越え可能

16mmの段差を乗り越え可能なので、カーペット等は問題なく清掃出来ます。

ILIFE  ‎A10   ¥29,980

効率的な清掃方法   

エントリーモデルによくあるランダムな清掃方法ではなく、直進的な動きで弓状に走行するため、効率的に清掃することが出来ます。

自動充電・自動再開が可能

充電がなくなった場合には自動充電し、充電完了後に自動で清掃を再開をしてくれるモデルになります。

スマホアプリと連携可能

スマホアプリと連携し、エリア別のスケジュールを設定することが可能です。

マッピング機能があるため、アプリから進入禁止エリアの指定も可能です。

15mmの段差まで乗り越え可能

15mmの段差を乗り越え可能なので、カーペット等は問題なく清掃出来ます。


機能重視(予算:10万円)

アンカー Eufy Clean G40+  ¥59,990

十分な吸引力

2022年に発売された機種で、吸引力は2500Paです。

エントリーモデルでは2000Pa、最上位モデルでは5500Paのため、中程度の吸引力を備えていると言えそうです。

落下防止・衝突防止機能あり

Eufyシリーズすべての機種で落下防止・衝突防止機能を備えているため、少し床に物が置いてあっても清掃可能です。

スマホアプリと連携可能

スマホアプリから清掃開始・モード切替、スケジュール設定が可能です。

清掃結果マップを確認することも可能です。

自動再開機能あり

Eufyシリーズすべての機種で自動充電機能を備えています。

さらに充電が完了したら自動で清掃を再開することが可能です。

16mmの段差まで乗り越え可能

16mmの段差を乗り越え可能なので、カーペット等は問題なく清掃出来ます。

進入禁止エリアの指定や境界線テープには未対応です。



パナソニック ルーロ MC-RSF600  81,800 

ロボット本体の形が三角形

2020年発売で少し古い機種ではありますが、ロボット本体の形が三角形のため、部屋の角を清掃しやすいです。
サイドブラシは左右に2本あり、効率的な清掃が可能です。

豊富な清掃モード

自動/お手軽/徹底掃除/エリア指定/スポットと、豊富な清掃モードを備えています。

落下防止・障害物回避可能

落下防止・障害物回避機能を備えているため、床面に物があっても問題なく清掃可能です。





iROBOT  ルンバ i5+    ¥75,899 

最低限の吸引力

吸引力は旧型と同程度の為、この価格帯としては少し物足りないですが、フローリング・カーペットの清掃は十分可能です。

マッピング機能による効率的な清掃が可能

マッピング機能によりマップを学習し、効率的に清掃してくれます。
複数の部屋を清掃することが可能で、スマホアプリから清掃する部屋を指定することも可能です。

オプション品により進入禁止エリアの指定が可能

スマホアプリから進入禁止エリアを指定することはできませんが、オプション品のバーチャルウォールを使用することで、進入禁止エリアを作ることは可能です。

バーチャルウォールは全機種対応です。





私が2年使用したルンバ961のレビュー

961は旧機種となってしまいましたが、現行モデルではi2に相当するモデルです。

自動ゴミ回収機能が無いモデルです。

清掃能力

私はリビングから廊下(玄関)をルンバに清掃してもらっています。

落下防止機能があるため、今のところ玄関に落ちたことはありません。

吸い込み口が中央部にあるため、部屋の隅やテーブルの足等の障害物付近の清掃は苦手ではりますが、ゴミはかなり拾ってくれている印象です。

人間が普通の掃除機で掃除する時も、隅は掃除しにくいですから、そこまでをロボットに求めるのは酷かと思います。

その他機能

バンパー

壁やテーブルの足にぶつかって方向転換をしますが、センサーで感知出来ているため、勢いよくぶつかることはありませんし、ロボットの正面についているバンパーが衝撃を吸収するため、壁や家具にぶつかって傷がつくことはありません。

障害物回避機能がないため、清掃前には床の上を綺麗にする必要があります。

ケーブル類は、上を通過すると吸入口に詰まることがあるため、可能な限りどかして、吸い込まないような工夫が必要です。

バーチャルウォール

バーチャルウォールを設置しておき、乗り上げたりコードが絡まったりしてエラーを起こさないようにしています。

バーチャルウォールは進入禁止領域を直線と円形に区切ることが出来ます。

自動充電・再開

充電ドッグは部屋の構造上奥まった位置に設置していますが、問題なく戻って充電してくれています。

部屋はそんなに広くないため、途中で充電がなくなって充電ドッグに戻るということはありませんでした。

システム面

起動音やエラー音が、やたら大きいです。

現状では、上位機種でも音量の調節ができないため、解体して内蔵スピーカーの線を取ったという猛者もいるようです。

清掃中の音量は通常の掃除機と同じ程度です。掃除機なので、やはり音はうるさいです。

スマホアプリから、清掃スケジュールを以下のように細かく決めることができます。

・曜日指定

・清掃開始時間

・繰り返し設定

・清掃時間のタイムリミット設定

・外出時に清掃する

アプリから清掃出来たエリアと出来なかったエリアが分かります。


まとめ

私自身はルンバ961を使用していますが、旧モデルでも十分な性能を発揮してくれています。

ルンバシリーズ・Eufy RoboVacシリーズ・ILIFEは豊富な種類を備えているため、予算と機能の折り合いがつく機種が見つけやすいかもしれません。

RULO(ルーロ)シリーズは他社との差別化の為、形が三角形であったり、少し小さいサイズもラインナップしているため、一人暮らしなどの少し小さめなお部屋にピッタリかもしれません。

各社、機能面では大きな差はありませんので、予算との相談になるかと思います。

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